
バックアップって本当に必要なの? めんどくさいわ。
(WordPress の)データベースがもし消去されたり破損したりすると、作成したものをすべてを失うことになります。
(バックアップは)定期的に、そしてアップグレードの前には必ずデータベースのバックアップを取りましょう。
WordPress.ORG

す、すべてを失う……

今回は、バックアップと復元が簡単にできるプラグインを紹介します。
UpdraftPlus の特徴
バックアップで重要なのは「復元できるか」です。

復元?

バックアップファイルを使って、元の状態に戻すことです。
バックアップを取っていても、それを利用できなければ意味がないですよね。
初心者には、この復元作業ってかなり面倒で難しいです。
バックアップファイルを展開して、FTPクライアントソフトでアップロードして……と手間がかかります。
UpdraftPlus は、この復元がクリックするだけで可能です。

クリックするだけ!
また
- 手動でも、自動でもバックアップできる。
- クラウドサービス(Google Drive や Dropbox 等)にバックアップを保存できる。
といった特徴もあります。
インストール
WordPress の管理画面を開いてください。

- 左メニューの「プラグイン」>「新規追加」をクリックする。
- [キーワード]に「UpdraftPlus」を入力する。
- [今すぐインストール]ボタンをクリックする。

- 続けて[有効化]をクリックする。
[設定]タブ

UpdraftPlusを設定していきます。

- 左メニューの「設定」>「UpdraftPlus バックアップ」をクリックする。
- [設定]タブを選択する。
保存先を選択

- 保存先を選択する。
今回は「Google Drive」(容量 15 GB)を選択しました。

無料で 15 GB とは太っ腹ね。
選択すると下方の表示が変わります。

- [Sign in with Google]ボタンをクリックする。

ここからGoogleにログインする作業になります。

- この表示が出たら[このページを離れる]をクリックする。

- バックアップに利用するアカウントを選択する。

- [許可]ボタンをクリックする。

- [Complete setup]ボタンをクリックする。

- [設定]タブを選択する。
- 「Google Drive」が選択されていることを確認する。
UpdraftPlus の無料版は、バックアップを保存するフォルダを指定できません。
よって、複数サイトの WordPress のバックアップを、同じアカウントの Google ドライブに保存すると、すべてのバックアップファイルが区別なく一覧表示されます。
Googleドライブ上では、ファイル名にドメイン名が含まれているので区別できます。
しかし、UpdraftPlusのインターフェース上ではファイル名が見えないので区別できません。
したがって
- 復元作業をする前に、Googleドライブ上でバックアップファイルのドメイン名と更新時刻を確かめてから、復元に使う。
- 自動バックアップの設定時刻を明確にWordPressごとに異なるようにする。
- 使用するGoogleアカウントをWordPressごとに変える。
といった対処が必要です。
スケジュール
バックアップのスケジュール
バックアップをとる間隔を設定します。

バックアップ対象の「ファイル」と「データベース」のちがいは、次の通りです。
- ファイル
記事を投稿したときにアップロードした画像や動画、PDFファイルなど。 - データベース
上記ファイル以外のブログ上のすべての投稿、固定ページ、コメント、リンク、カテゴリーやタグの情報、管理者情報、WordPressの設定など。
自動バックアップの間隔は、8種類から選べます。


休みなくガンガン働いてもらうわよっ

ブログの更新頻度に合わせないと無駄になりますよ。
例えば、月に1回程度しか更新しないのに「毎日」に設定した場合。
更新されなくてもバックアップは毎日実行されるので、同じ内容のファイルがどんどん作られます。
保存できるファイルの数には制限があるので、古いファイルは消えてしまい、同じ内容のファイルだけが残ります。

その結果、ひとつ前の状態にしか戻せなくなります。
トラブル対策用に、何段階か前の状態に戻せるようにバックアップの頻度と更新頻度を合わせましょう。
バックアップの頻度は、サイトの更新頻度と合わせる。

最近トイレの頻度が右肩上がりよ。
バックアップを保存しておく数
保存しておくバックアップファイルの数も指定できます。
指定の個数を超えたら、最も古いものから削除されていきます。
「ファイルの大きさ × 個数 < 保存先の容量」になるように設定します。
ファイルの大きさ × 個数 < 保存先の容量

最初は少なめに設定して、様子を見ながら調整してください。
保存先に十分な余裕を持たせてくださいね。
バックアップから復元する方法
「WordPressにログインできなくなった!」「ブログがまともに表示されなくなった!」など、何らかのトラブルが発生した場合に、バックアップファイルからWordPressを復活させる手順を書いておきます。
- Step 1WordPressを再インストールする。
トラブル発生中のWordPressをサーバーから削除し、改めてWordPressをインストールし直します。大抵のレンタルサーバーでは、管理画面から、削除と簡単インストールができると思います。
- Step 2UpdraftPlusをインストールする。
入れ直したWordPressにログインし、UpdraftPlusプラグインをインストールします。
この記事の「保存先を選択」まで、手順に従って設定してください。 - Step 3UpdraftPlusの「バックアップ / 復元」タブから復元する。
以下の手順にしたがって、復元処理を開始します。
- UpdraftPlusの「バックアップ / 復元」タブ上に表示されているバックアップから、復元したいバックアップの[復元]ボタンをクリックします。
- 「復元するコンポーネントを選択」ですべてのコンポーネントにチェックを入れて[次へ]をクリックします。
- 最後に[復元]をクリックすれば、復元処理が始まります。


バックアップの予定時刻に関する検証

いったい何をおっぱじめるつもりかしら?

UpdraftPlus の無料版は、バックアップする時刻を指定できないんです。
バックアップは、できるだけウェブサイトの閲覧者が少ない時間帯に実行したいところ。

でも私、気づいちゃったんです!


いろいろな時刻に試してみたら、規則性がわかるかもしれないわね。

で、検証してみた結果……

ええええ、うちの亭主じゃあるまいし……

無料だし、仕方ないですね。
詳しく調べると、こんな関係になっていました。

朝9時台にスケジュールを設定すると、次に自動バックアップが始まるのは午前6時台になります。
夜23時台にスケジュールを設定すると、自動バックアップは午前8時台に始まります。
予定時刻は6~17時台をループしています。

1日1回のバックアップだと、真夜中に稼働するように設定できません。

あたしは6時台に動くようにしておくわ。
UpdraftPlus の無料版の自動バックアップは、6~17時台にしかバックアップの予定時刻を設定できない。
まとめ
WordPressをカスタマイズするためにいじっていると、どうにもならない事態におちいることが、しばしばあります。(私だけ?)
そんなときに、UpdraftPlusプラグインに救われたことが何度もあります!
あなたも、この無料プラグインを使って、非常時に備えてください。