ああ、どれも見たことあるような画像ばっかり。ブログの記事に使う画像を探すのって本当に大変よね。
確かに。でも、私は最近画像選びに困らなくなりましたよ
え、どうやって?
画像生成AIを使っています。ブログの記事に合ったオリジナルで著作権の問題もない画像が簡単に作れます。
へえ、それはすごいわね。でも、画像生成AIって難しくない? お金もかかるでしょ?
いえいえ、全然。無料で使えるものもあって、使い方も簡単。キーワードを入力するだけで、画像が生成されるんです。
本当? じゃあ、私も画像生成AIを使ってみたいわ。当然、使い方を教えてくれるわよね?
で、ではこの記事で詳しく説明しますね。
画像の種類と役割
ブログの記事中に画像を使うことで、読者の興味や理解を引き出し、記事の魅力を伝えることができます。
記事で使用する画像は、役割ごとに大きく3つに分類できます。
アイキャッチ画像
記事のタイトルやサムネイルとして表示される画像です。
読者の目を引き、クリックやシェアにつなげるために重要です。
説明画像
文章だけでは伝えにくい内容を画像で補足するものです。
例えば、商品の紹介や操作方法の解説などに使われます。
イメージ画像
文章の雰囲気やテーマに合わせて画像を挿入するものです。
文章だけだと読みづらいので、バランスをとるために効果的です。
画像生成AI
これまで、ブログで使用する画像は、自分で写真を撮ったり、フリー素材サイトから入手するのが一般的でした。
しかし、毎回記事ごとに複数の画像を用意するのは、かなり手間がかかります。
そこでおすすめなのが、画像生成AIツールを使う方法です。
画像生成AIツールとは、文章やキーワードを入力するだけで、AIがそのイメージに合った画像を自動で生成してくれるツールのことです。
画像生成AIツールを使えば、以下のようなメリットがあります。
画像生成AIツールは有料なものが多いですが、無料で利用できて商用利用可能なものもあります。
例えば、以下のようなツールがあります。
オンラインサービス
Playgroundは、無料で使えるオンラインAI画像作成ツールです。
無料ユーザーでも1日当たり500枚の画像を生成できます。
Leonardo.Aiは、画像生成だけでなく、動画生成までできるオンラインサービスです。
無料ユーザーでも毎日150トークンまで利用できます。画像生成なら1枚当たり3~5トークン消費するので、30~50枚は生成できます。
パソコン上で稼働させるAIツール
いわゆるゲーミングパソコンと呼ばれるぐらいの性能のパソコンをお持ちなら、自宅(ローカル)で画像生成AIを稼働させられます。オンラインサービスちがって、無制限で画像を作れるところが利点です。
以下のようなツールをパソコンにインストールすれば使えます。
AUTOMATIC1111は、画像生成AIのStable Diffusionをブラウザで操作可能にするツールです。
Fooocusは、Stable Diffusionの高画質モデル専用のツールです。AUTOMATIC1111よりも手軽に高品質な画像を作ることを目的にしています。
上記のAUTOMATIC1111やFooocusなどの画像生成ツールを簡単にインストール、一元管理できるアプリです。
具体例
実際に画像生成AIで作った画像をプロンプト(AIへの指示)と合わせて紹介します。
Playground.com で生成した例
Playgroundでは、Expand Prompt(プロンプト展開)機能をオンにすると、プロンプトに日本語が使えます。
プロンプト:リアルな写真、オフィスで素晴らしいアイディアを思いついた男性
プロンプト:リアルな写真、オフィスで悩んでいる女性
プロンプト:シンプルなイラスト、オフィスで話し合う人々
プロンプト:アイソメトリックな広告用イラスト、女の子の部屋
プロンプト:カラフルな水彩画、オフィシャルアート、女性、春の風
プロンプト:水墨画、龍
Leonard.Ai で生成した例
Leonard.Aiでも、Prompt Generation(プロンプト生成)機能で、日本語の指示を英語に変えられるので、英語が苦手でも利用できます。
プロンプト:isometric simple illustration, people in an office
プロンプト:Illustration for advertisement, a man dancing with cactus, deserted land
まとめ
ブログの記事には、役割と種類に応じて画像を適切に使うことが大切です。画像は、読者の注目を集めたり、内容を分かりやすくしたり、雰囲気を作ったりする効果があります。
記事ごとに毎回画像を用意するのは、手間がかかります。そこで、画像生成AIを利用すれば、オリジナリティの高い画像を短時間で手に入れられます。
今回ご紹介した作例を参考に、画像生成に挑戦してみてください。