はい。記事のトピックやタイトルや章立てや文章をAIに作らせるんです
では、今回はAIを使った記事の書き方を紹介しますね
生成AIとは
ChatGPTのような文章生成AIは、自然言語処理と機械学習の技術を組み合わせて作られた人工知能システムです。
機械学習は、コンピューターに大量のデータを読み込ませ、データに含まれる規則性を学習し、その規則性に則った予測や判断を可能にする仕組みです。
文章生成AIは、大規模なテキストデータを機械学習させて、言語の法則やパターンを理解させたものです。ChatGPT3.5が学習に使用したテキストデータの量は約540GB、文庫本の小説に置き換えると約242万冊分に相当します。
文章生成AIは、学習した言語の法則やパターンを元に、入力された文章や質問に対して、文脈や意味を考慮した文章を作れます。
無料で使えるAI
ブログの記事を書くのに利用できるAIを4つ紹介します。
ChatGPT
今回のAIブームの火付け役であるChatGPTです。2022年11月にOpenAIからリリースされました。
有料版のGPT-4oはかなり性能が上がり話題とないましたが、無料版も2024年7月から小型モデルのGPT-4o miniとなりました。
Copilot (Bing Chat)
Microsoftが提供する会話型生成AIです。OpenAIが有料で提供しているGPT-4を搭載していますが、無料で利用できます。
学習に使用したテキストデータに加えて、インターネット上の最新のデータを収集して回答を生成します。
今回紹介するAIの中で、最も意図した内容を返してくれるAIです。
Google Gemini
2023年3月にGoogleから対話型AIのBardがリリースされました。
2024年2月にBardから性能をアップさせたGeminiになりました。5月にはGemini 1.5 Proがリリースされています。
ChatGPTとは一味違う結果を出力するので、併用しています。
AIプラットフォーム
1つのウェブサイト上で、複数のAIを無料で利用できるサイトもあります。
Poe
GPT-4o、Gemini 1.5 Pro、Claude 3.5 Sonnetなど最新のAIを無料で利用できます。
また、StableDiffusionXLやPlaygroundなどの画像生成AIも無料で使えます。
質問に対する応答速度が速いので、ストレスなくやりとりできます。
天秤.AI
GPT-4o、Gemini 1.5 Pro、Claude 3.5 Sonnet、Perplexityなど最新のAIを同時に使用して、回答を比較できます。
私は、GPT-4o、Gemini 1.5 Proを同時に使用して、回答のいいとこ取りをよくしています。
記事のトピック(話題)を決める。
これから書く記事で取り上げる話題を決めましょう。
すでに書くべき記事の一覧を作成している場合は、その中から選ぶだけですね。
ブログのテーマに沿った、読者の役に立つトピックにしてください。
【ブログのテーマとトピックの例】
要点(伝えたいこと)を一文にまとめる。
記事のゴールを定めるため、記事の要点、読者に伝えたいことを一文にまとめます。
二三文になっても構いませんが、できるだけ簡潔に短くまとめましょう。
【トピックと要点の例】
この作業をすることで、「何を言いたいのかわからない!」記事になってしまうことを防げます。AIに文章を丸投げすると、浅く広く当たり障りのないボンヤリとした文章になりがちです。
要点をうまくまとめられないときは、次のようにAIに試案を作ってもらうと、自分なりの読者へ伝えたいことが見えてきます。
【例:記事のトピックが「猫の散歩」の場合】
Step 1:キーワードを元にタイトル案を生成する。
ここで生成するタイトル案は、ひらめきを得るためのもので、実際のタイトルは後で考え直します。
Prompt:
私はあなたにSEOの専門家になってほしい。そして、ブログに関する相談に乗ってほしい。
以下の【キーワード】を含むブログ記事のタイトル案を10個挙げてください。
【キーワード】:
猫、散歩
Output:
- 猫と散歩する方法とメリット【初心者向け】
- なぜ猫は散歩が好きなのか?猫の行動心理を解説
- 猫と散歩で楽しむ季節の風景【写真集】
- 猫と散歩ができるおすすめのスポット【全国版】
- 猫と散歩するときに必要なグッズと注意点
- 猫と散歩で健康になる!猫と飼い主の運動量を計測してみた
- 猫と散歩で仲良くなるコツとコミュニケーションの方法
- 猫と散歩に行く前にチェックしたい天気と気温の影響
- 猫と散歩で出会った他の動物たちの反応【動画あり】
- 猫と散歩でトラブルにならないためのマナーと対処法
Step 2:タイトルを眺めていると「自分なりに思うところ」が浮かぶ。
散歩させるかどうかは、猫の生い立ちや性格による。
猫は屋内飼養が基本である。しかし、過去に外を経験した猫や好奇心が強い猫は外に出たがるので、たまに散歩させてもよい。
猫を連れ出すときにはハーネスは必須。
Step 3:主張したい要点を一文にまとめる。
猫は屋内飼養が基本であるが、外に出たがる猫はハーネスをつけてたまに散歩させてもよい。
トピックと要点を元にタイトル案を生成・決定する。
記事に書くべき内容が決まったので、AIを利用して改めて記事のタイトルを考えます。
タイトルの長さは、Googleの検索結果表示で見切れない30字前後にします。
【例:AIへの指示と出力結果】
Prompt:
あなたはSEOとブログ運営の専門家です。
これから書くブログ記事のタイトルを作ってほしい。
タイトルの案は10個挙げてください。
これから書くブログ記事は以下の条件を満たしていなければならない:
ブログのキーワード:猫、散歩
記事の要点:猫は屋内飼養が基本であるが、外に出たがる猫はハーネスをつけてたまに散歩させてもよい。
今私があなたに与えたプロンプトを理解しましたか?
あなたがアドバイスするのに必要な追加情報はありますか?
Output:
猫と散歩する方法:屋内飼養の猫にハーネスを慣らすコツ
猫は外に出たがる?散歩させるべきかどうかの判断基準と注意点
屋内飼養の猫に散歩をさせるメリットとデメリット
猫の散歩に必要な道具と安全対策
猫の散歩は楽しい?猫の気持ちと飼い主の役割
猫に散歩をさせるときのNG行動と対処法
猫の散歩はどれくらいの頻度と時間が適切か
猫の散歩で注意したい季節や天候の影響
猫の散歩で出会う他の動物や人との接し方
猫の散歩で起こりやすいトラブルと予防策
この結果を踏まえてタイトルを
「【リード】猫を散歩させるべきかどうかの判断基準と注意点【ハーネス】」
にします。
ブログ記事の章立て(構成)を決める。
Step 1:章立ての案を生成する。
AIに、記事の章立ての案を生成させます。
Prompt:
あなたはSEOとブログ運営の専門家です。
これから書くブログ記事の章立てを作ってほしい。
これから書くブログ記事は以下の条件を満たしていなければならない:
記事のタイトル:【リード】猫を散歩させるべきかどうかの判断基準と注意点【ハーネス】
記事の要点:猫は屋内飼養が基本であるが、外に出たがる猫はハーネスをつけてたまに散歩させてもよい。
Output:
【リード】猫を散歩させるべきかどうかの判断基準と注意点【ハーネス】
- 猫の屋内飼養の重要性
- 猫の屋内飼養が基本である理由についてお話しいたします。
- 室内で飼うことで猫の安全性や健康面の利点を説明いたします。
- 猫が外に出たがる場合の考慮事項
- 猫が外に出たがる行動の理由や要因をご紹介いたします。
- 猫の性格や環境によって外に出たがる傾向があることをお伝えいたします。
- 猫にハーネスをつけての散歩のメリットとデメリット
- ハーネスを使った猫の散歩によるメリットと注意点についてお話しいたします。
- 猫にハーネスをつけて散歩させることで、安全性や運動面の利点を説明いたします。
- 猫の散歩に関する注意点と配慮事項
- 猫を散歩させる際に注意すべきポイントや配慮すべき事項についてご説明いたします。
- 猫の性格や周囲の環境に合わせて、安全な散歩の方法や場所の選定についてアドバイスいたします。
- 猫の散歩を楽しむためのアイデアと工夫
- 猫の散歩をより楽しむためのアイデアや工夫についてご提案いたします。
- 猫の好奇心を刺激する遊びや散歩コースの選び方など、新しいアイデアをご紹介します。
- まとめ
- 猫を散歩させるべきかどうかの判断基準や注意点を総括します。
- 猫の安全と幸福を考慮しながら、散歩のメリットとデメリットをバランスよく考えることが大切であることをお伝えいたします。
Step 2:自力で追加・削除・修正して章立てを決定する。
実際のところ、AIは満足いくような結果をなかなか出力してくれません。ほぼ確実に人間が手を入れる必要があります。
ただし、叩き台として使えるので、自分でゼロから考えるよりもはるかに楽になります。
例では、AIの生成した章立て案から浮かんだ以下の4つの要点を元に、次のような章立てにしました。
要点:
- 猫は基本的に散歩させなくてもよい。
- 散歩にはノミ・ダニや病気の感染の危険性がある。
- 散歩させる場合の注意点(事前準備と散歩後のケア)
- ハーネスの使い方
章立て:
【リード】猫を散歩させるべきかどうかの判断基準と注意点【ハーネス】
- 猫の屋内飼養の重要性
- 猫の屋内飼養が基本である理由についてお話しいたします。
- 室内で飼うことで猫の安全性や健康面の利点を説明いたします。
- 猫が外に出たがる場合の考慮事項
- 猫が外に出たがる行動の理由や要因をご紹介いたします。
- 猫を散歩させる危険性について説明する。*
- 猫にハーネスをつけての散歩のメリットとデメリット
- ハーネスとリードについて説明する。*
- 猫にハーネスをつけて散歩させるメリットと注意点についてお話しいたします。
- 猫の散歩に関する注意点と配慮事項
- 猫を散歩させる際に注意すべきポイントや配慮すべき事項についてご説明いたします。
- 猫の性格や周囲の環境に合わせて、安全な散歩の方法や場所の選定についてアドバイスいたします。
- まとめ
- 猫を散歩させるべきかどうかの判断基準や注意点を総括します。
- 猫の安全と幸福を考慮しながら、散歩のメリットとデメリットをバランスよく考えることが大切であることをお伝えいたします。
AIは、なかなか狙い通りに生成してくれません。でも叩き台として見れば、自分の書きたいことが明確になってきます。
記事の本文を書く。
章立てが決まったら、章ごとに本文を生成させていきます。
Step 1:章ごとに文章を生成する。
次のような指示で、章ごとに本文を生成させます。
章立ての全体像を示したうえで、指定した章を書かせるのがポイントです。
Prompt:
あなたはSEOとブログ運営の専門家です。
これから書くブログ記事の指定した章の文章を書いてほしい。
次の章の文章を書いてください。
本文を書く章:1. 猫の屋内飼養の重要性
これから書くブログ記事の章立てを以下に示す:
タイトル:【リード】猫を散歩させるべきかどうかの判断基準と注意点【ハーネス】
- 猫の屋内飼養の重要性
- 猫の屋内飼養が基本である理由についてお話しいたします。
- 室内で飼うことで猫の安全性や健康面の利点を説明いたします。
- 猫が外に出たがる場合の考慮事項
- 猫が外に出たがる行動の理由や要因をご紹介いたします。
- 猫を散歩させる危険性について説明する。*
- 猫にハーネスをつけての散歩のメリットとデメリット
- ハーネスとリードについて説明する。*
- 猫にハーネスをつけて散歩させるメリットと注意点についてお話しいたします。
- 猫の散歩に関する注意点と配慮事項
- 猫を散歩させる際に注意すべきポイントや配慮すべき事項についてご説明いたします。
- 猫の性格や周囲の環境に合わせて、安全な散歩の方法や場所の選定についてアドバイスいたします。
- まとめ
- 猫を散歩させるべきかどうかの判断基準や注意点を総括します。
- 猫の安全と幸福を考慮しながら、散歩のメリットとデメリットをバランスよく考えることが大切であることをお伝えいたします。
Output:
猫は人間と共に暮らすペットとして人気がありますが、猫を飼う際には屋内で飼うことが基本です。猫を屋内で飼うことには、猫の安全性や健康面において多くの利点があります。
まず、猫を屋内で飼うことで、猫が外で遭遇する危険から守ることができます。外に出ると、猫は交通事故や感染症、毒物や野生動物などのリスクにさらされます。また、外に出た猫は迷子になったり、人間や他の動物に虐待されたりする可能性もあります。これらの危険を避けるためには、猫を屋内で飼うことが最善の方法です。
次に、猫を屋内で飼うことで、猫の健康状態をより良く管理することができます。屋内で飼うことで、猫の食事や水分摂取量、排泄物や体重などを観察しやすくなります。これにより、猫の健康問題を早期に発見し、適切な治療や予防策を講じることができます。また、屋内で飼うことで、猫に必要なワクチンや去勢・避妊手術などの医療処置を受けさせることも容易になります。
以上のように、猫を屋内で飼うことは、猫の安全性や健康面において多くの利点があります。しかし、屋内で飼うだけでは不十分です。猫は本来的に好奇心旺盛で活発な動物です。そのため、屋内で飼う場合でも、猫に十分な運動や刺激を与える必要があります。そうしないと、猫はストレスや退屈を感じて、行動問題や肥満などの問題を引き起こす可能性があります。
では、どのようにして屋内で飼う猫に適切な運動や刺激を与えることができるのでしょうか?その一つの方法が、猫を散歩させることです。しかし、猫を散歩させる場合には、様々な注意点や配慮事項があります。次の章では、猫が外に出たがる場合の考慮事項についてお話しいたします。
Step 2:章を逸脱した内容や章間のつながりがおかしい文章を削除・修正する。
上の出力例では、こちらが意図している「猫は基本的に散歩させなくてもよい」という内容に反して「屋内で飼うだけでは不十分です」と書かれています。
このような場合は、次のように書き直しの指示を与えます。
Prompt:
「猫は基本的に散歩させなくてもよい」という主旨で書き直してください。
Output:
猫は人間と共に暮らすペットとして、多くの家庭で愛されています。しかし、猫を飼うときには、室内で飼うか、外に出すかという問題があります。一般的には、猫は屋内で飼うのが基本です。その理由は、以下の通りです。
屋内で飼うことで、猫の安全性が高まります。外に出すと、交通事故や感染症、寄生虫、毒物、野生動物などの危険にさらされる可能性があります 。また、人間や他の動物とのトラブルや喧嘩も避けられます。
屋内で飼うことで、猫の健康面にも利点があります。外に出すと、気温や湿度の変化や汚染物質などの影響を受けやすくなります。また、適切な食事や水分補給ができない場合もあります。屋内で飼うと、猫の体調や食欲を観察しやすくなり、必要な場合には早期に獣医師に相談できます。
屋内で飼うことで、猫と人間の関係も深まります。外に出すと、猫は自分のテリトリーを広げたり、他の猫と交流したりすることに興味を持ちます。その結果、人間とのコミュニケーションや信頼関係が希薄になる可能性があります。屋内で飼うと、猫は人間を家族や仲間として認識しやすくなり、愛情や信頼を深めることができます。
以上のように、猫の屋内飼養は、猫の安全性や健康面、そして人間との関係において多くのメリットがあります。したがって、猫は基本的に散歩させなくてもよいと言えます。ただし、屋内でも十分な運動や刺激を与える必要があります。そこで、次の章では、猫が外に出たがる場合の考慮事項についてお話しいたします。
Step 3:記事全体を通して、自分らしい文体にする。
すべての章の本文を書き終えたら、記事全体を通して、用語の統一や自分らしい言葉遣いになっているか確認・修正します。
まとめ
ChatGPTなどの生成AIは、記事の執筆を全面的に任せられる域にはまだ達していません。
しかし、補助として活用すると、文章作成がかなり捗ります。
AIをアシスタントとして、記事作成の負担を軽減しましょう。